通りすがりのアマチュア占い師だが何か質問ある？

うーんめっちゃ吉は吉なんだけど、
「その配主に遇う。旬（ひと）しといえども咎なし。往けば尚（たっと）ばるることあり。」
（良い人や出来事に出会えそう。進めば大丈夫だよ）と出てるから。

ただし、小過ってのは山の上に雷がある相でな。
あんまり欲張りは返って行けない「飛ぶ鳥は凶で有る」ってなるから。

着実に幸運に出会って！

そう言う家の宗派のしきたりじゃなくても「結婚の良縁が無いから、悪縁を切る寺に参って結婚した占い師さん」とかね。
それが霊感かどうかは別として、そう言う事で自分を縛って感覚を強める方法はあるよー

雷地豫の上爻変、火地晋に之く。
「豫」は準備って意味も有るし、喜ぶ意味もある。

「冥豫す。成れども渝（か）うることあれば、咎なし。」
（暗闇の中で準備/喜ぶ。だけどそれを変えて行けば咎は無い）

もしかしたら、色々心配や好みは有るけどいざとなると惚れ易く、冷め易いタイプかな？
だから付き合う前に取り越し苦労な心配やぬか喜びしちゃいやすいかも（失敬

けれど勢いが有って良い恋愛運は今来てる。
「その角（つの）に晋（すす）む。これ邑を伐（う）つに用うれば、厲（あやう）けれども吉にして咎なし。貞なれば吝なり。」
（そこがお前のターニングポイントだよ！今の相手をゲットする為に使えば、危険だけど悪く無い、むしろ行かない方が悪いくらい）

と出てます。

どこぞの人がいうてた

俺は易が一番詳しくイメージし易い。なぜなら原典の『易経』に大体の読み方が載ってるから。でも逆に言えばそれに囚われ易い所もある。
だって「こうこうこうだから凶」ってまで書いてあるからね。
でももう2000年も前に書かれたものだから解釈は違って当然だもの。

その点タロットは出来たのが中世～近世だからまだ絵だけで想像を膨らませ易い。

もっと単純に見たい時はオラクルカードの様に吉凶が曖昧なもの使う。

「膚を噬（か）みて鼻を滅（やぶ）る。咎なし。」
（柔らかい肉を思い切り噛んだら鼻が傷ついてしまったが、大丈夫）

で行く先も

「巷に主にあう」（歩いていたらご主人様と出会った）

ですから転職に良い卦です。

ただ真面目というかパワフルと言うか、けっこうガチガチで進みがちな所なので
肩を抜いてリラックスすれば意外な所で意外に良い会社に出会えます。

「馬に乗りて班如たり。泣血漣如たり。」
（交わろうと馬に乗って旅したが中々相手が見つからない、血の涙が出て来た）って出てます。

その後の益は「利益の卦」なんですが、益の「一番上」なんで「もう益するものがない」って意味になるので、「これを益すことなし。あるいはこれを撃つ。心を立つること恒なし。凶なり。」と言う卦になります。

つまり、焦ってしまって運命の人が来ても「どうせ」とか思っちゃったり、運命の人でもない人を運命の人だと思っちゃったり。

今良い人が居るならその人かもしれません。
今居ないのならすぐに探しに行けばすぐに見つかると見ます。
ただし迷うのは結構NG。

これが書いてあるのは『易経』の原文が載っている占いの入門書や専門書ねー
ネットでも探せば出るので試しにググってみそ

ちなみに今上陛下の御名前である「明仁」も『易経』の「離」（太陽/炎）って言う卦の「大人もって明を継ぎ、四方を照らす」（立派な人が明らかな徳を継いで、四方を照らし導く）からとった名前。

企業なんかでは資生堂さんが『易経』からとってるよー

「巽いて床下にあり。その資斧を喪う。貞なれども凶なり」
（謙り過ぎてベッドの下まで入ってしまった。財産を失う。行いは正しいが凶である）

えーと投資が出来るというか、欲が無いというか謙虚というか、ちょっと損し易い状態かな今？
でも、その行く先は「井戸がこんこんとわいている。水は枯れる事が無いから、覆う必要も無い。万人がそれを慕い集まる」
ってあるので出来るならこのまま気前良く居て下さい、人財やお金が返ってきます。

ただ卜でそう言う卦が頻発して出る場合は命から見て観点として大器晩成型「だから」かもしれませんし、相から見てもそう言う性質を現状持ったり、そういう生き方や暮らし方をしている「から」かもしれません。

ただしこう言う宿命だから「大凶の人生しか歩めない」とかそう言うのは有りませんからご安心を

簡単に言えば「机の上におにぎり、自分は空腹。他に誰もいない。食べないと無理」みたいな状態。
その状態でそれしか選択肢ないっしょ？

もっと真面目に言えば生まれ持った性別、遺伝子、産まれる先の親…みたいな先天的なものもそれ。
もちろんそう言うものも「運」のウチです。そこはどう言うメカニズムかはある程度までしか科学でも占いでも答えられない。

それじゃなくて科学でも占いでもクッキリ言える部分の「運」って言うのは、例えば大吉の場合は「冷蔵庫に大好きなケーキも、普通に好きなゼリーも、そこまで興味のわかない駄菓子もある、その中でどう選ぶ？今一番好きなものも選べるよ！」ってだけの話。

もしかしたらケーキに気付かないかもしれない。ケーキを食べる程のお腹の余裕が無いかもしれない。誰かが食べちゃうかもしれない。

あくまで過去のことはどうにもならん「帰らないから」
未来の事でそういう運勢が出てもよほどでなければ「動かないと掴めない」
もちろん「動かない方が幸運」ってこともあるがね

と言う解釈。俺は。

と心得ておけば大吉の恩恵をうけられる、という解釈でよろし？
家族がお土産で買ってきてくれるとか思うのは甘えすぎだな？

「包承（ほうしょう）す。小人は吉なり。大人は否にして亨る。」
（その願いを心に秘めよ。小さい事は吉である。大きい事も通るが塞がってから）

うーん何か目標有るみたいだね。だけど大きい事は抱え込み過ぎると逆に遅れるかも。

長期目標→中期目標→短期目標みたいに分けないと「叶えたい！」って思いが強すぎてへばりそうな感じ。

コツコツ夢を叶えてね

場合に依ればこの卦を逆から見るとどう見えるか？の様な見方をする方もいるので、そう言うものを含めるとそれこそ無限に増えますね。

「卜」である易に本筮と略筮があるように、実は「命」である、西洋占星術も本式だと生まれた時間とその時間にどの惑星がどの宮に入っていたかなどを超精密に見ます。

例えば二十八宿なんかもそうで、この日にこの生まれの人はこうする方が良いだろう…みたいなのはあります。
平安時代の「密教の修法」や「方違え」なんかがそうですね生まれ星や鬼神の居る位置で儀式をしたり行動に変化を付けます。

ですから厳密に言うともうちょっと複雑なのです星占いも。

ですから簡易版として「出生時刻」を入れないのもアリです。
考えてみればなんで「卜」は出生時間を用いないのか？って話になりますよね
もしかしたら今の短期の運命にも生まれ星が因果関係もってるかもしれないのに。

実は用いる「卜」もあります。例えば易だと、五行易（漢易）や梅花心易（宋易）って云うのは占った時間の数理や五行の相克、相生を考えます。

でもこれもアレンジの１つです。

後、姓名判断と生まれ星はちょっと難しいですね。
一般的に考えて生まれ星の方が精密ではあります。
でも名前にこめられたものをかなり精密な数理で読み解く術はあります
（ユダヤのカバラとか）、或いはどんな名前にも陰陽五行で読みとくのがあります。
（南北朝鮮だと陰陽五行を未だに使ってます。
字を見てもらえば分かりますが、例えば中日ドラゴンズに居た、李鍾範（リジョンボム）選手なら”金”、李炳圭（イビョンギュ）選手なら”火”こう言う精密な付け方もあります）

理想的なら両方組み合わせた方が良いんですが、かと言ってご本人や占い師さんが混乱するならどっちかで良いと思いますよ。

読み易い「レシピ」の方がやりやすいですから。

一番多いのはたぶん、四柱推命or紫微斗数＋易orタロット＋手相＆顔相といったパターン

それでも１つの占術だけを40年鍛え上げた人も居ます。
その方は卜（周易）の先生ですが、実に自由で洒脱な卦の読み方をします。しかも結構当たる？

いずれにしろ哲学と経験と直感とを鍛え上げていく様なものだと思います。
それを企業で活かすか、個人で活かすかはその人次第ですが、昔の様に 専業で占者を個人でやったり、別の事業をやりながら…と云うより、どっかの占いサロン経営している企業に所属してーってパターンが多いかもです今は。

ある意味で云えば人生相談、ある意味で云えば芸術や芸能と同じかも知れませんね。

だから、ある意味で云えば>>123の提言の中の「現状がこうだから、次はこうなるだろう」に近いかもです。
今の卦を「本卦（ほんか/今の卦）」、その中でもドンピシャに今を表すものを「爻」そして、その爻と向き合う事で之くであろう未来を「之卦（しか/行く先の卦）」と云います。

そして本卦のどの爻からならどの卦に之くってのは爻辞を読めば大体論理性があります。

例えば「乾為天」（龍の様に勢いがある）と云う卦が本卦に出て、今の爻は「初爻」（潜龍もちうる無かれ）で之く先は、天風コウ初爻ですから「金じに繋ぐ。貞なれば吉なり。行く所あれば凶を見る。るい豚まことに滴躅たり」

つまり「潜っている様な龍＝若い龍は用いてはなりません」
なぜなら「勢いだけでぴょんぴょん飛び跳ねる痩せこけた雌豚のようなもの、金の杭にしっかり繋ぎ止めましょう」
となるわけで、「勢いをちゃんとした方向に向けてあげて」となります。

ただこうなる「メカニズム」までは論理性がもてても、なんで「その卦が出るのか」までは分かりません。
あくまで「今の瞬間こうだ」ですから。

例えば「与党の◯◯と云う政策は自分にとってどう作用するか」とか「自分が見ている社会からみてどうだ」とかそういうのならOKかもしれません。

って云うのは政治の結果って云うのは大局に乗じて趨勢するものなので、例えばかつての与党がやったバラまき政策をその時で占断するのと、今で占断するのは違った結果になるでしょうしね。

だからまぁ、大枠を認識する為に立てるのやここの事件を掘り下げる為に、は良いですけど、あんまり無闇矢鱈に政治を評価するためにたてるものでもないです。

ですから結局、最後には行動して（それを実践して本当に当たるかどうか）みる事が（信じる人に取っては）大事だと思ってます。

でも信じてないでやってる人もソレはソレで居るでしょうね。とんでもない読み方
（それこそ大凶の卦が出たからダーメwww御愁傷様www諦めて！と気持ちも込めずに言った最低のリーディングした人も居ましたし）
カネふんだくる道具にしてる人もいるでしょう。

だって私は巫女さんみたいなもんで「媒体」になってるわけでして、どんな運勢が来てるかをただ状況に合わせて翻訳してる訳ですし、真剣に翻訳はしますけど、それをどう読むかは読者さんのお気持ち次第なところがあるでしょう？

これって疲れちゃいますよね？
易でも「中」を重んじます、「あまり悪い方向を信じ過ぎ」なのもちょっと頂けないかもです。

また占ってもらえるのなら日本の主権や日本国民の行く末がどうかを占って欲しかった