ニコ動ニコ生から起業したけど質問ある？

俺はニコ生やブロマガを表現方法の拡大というよりも交流を深めるためのツールだって思ってるんだ

「あの動画でわからなかった部分があるんですけど」
「電子工作始めるのに何から始めたら良いですか？」
「出身どこ？年齢は？」

人気が出ていたパフォーマーであった俺がニコ生を始めると、それまで溜まっていた視聴者の興味と疑問が爆発する
来場者数は一気に爆発しニコ生の中でも当日のトップランクへ踊り出て更に注目されるというプロセスになる

ブロマガは文章としてそのパフォーマーのことをゆっくり読めるという特性を持っているね
作品作成途中の経過報告するなら動画うｐするよりもブロマガへ写真投稿したほうが速いし詳細に見せられる

そしてニコニコの持つ問題点がここにあると俺は思ってる

逆に人気のあるパフォーマーである俺のニコ生はどうだっただろうか？
その放送の大半が視聴者との会話で構成されていて黙々と作成を続けてるなんて時間はあまりない
作成していても常に視聴者と喋っているね、盛り上がれば手を止めるしさ

「歌ってみた」「ゲーム実況」やってる奴は冷静に考えてみろよ
ただ歌ってるだけ、ただゲームしてるだけの放送が面白いと思うのかお前らは

憧れてその人のようになりたいから真似してニコ生を始めたりしているわけだが
ぶっちゃけ真似できてないよね、だって視聴者が来ないもの
視聴者が来ないから面白くもない単純な作業配信になってしまうわけだ
そんな作業配信は全く面白くもなく注目を浴びないという悪循環

しかし、この「女の子」生主は最悪のプロセスを踏むと垢BANされる結果となる
何故なら勘違いが起きるからだ

しかし初めのうちは視聴者数が多く居たのに配信する度に視聴者数が倍々で極端に落ちていく
女の子は考える「どうせニコニコなんてオタクの集まりだしコスプレでもしたら盛り返す」と

「可愛いね」
「いくつ？どこ住み？」
「声が良いね」

「男なんて単純だなあ」とか考えてその日は楽しく過ごす
でもメイド服で配信を続けていると何故かまた倍々で視聴者数が落ちていく

水着配信あたりを初めて見るとコレはもう凄い、今までよりも強力に視聴者数が伸びた！

このあたりから女の子は「自分は数字をコントロールできる」と勘違いしはじめる
そして気付いていない、もはやその配信は「歌ってみた」配信じゃなくなっていることを
自身が全面に押し出しているのが「歌」ではなく「女の子」という要素だってことを

「そんなの馬鹿な女がすることでしょ？私は違うし」と考える女の子も居るだろうけど目を背けてはいけない
最後におっぱい晒しちゃったパフォーマーがした今まで行った全配信を通して、その殆どで視聴者数が負けていることを

つまり「私は違うし」な子は人気度で言えばおっぱい晒しちゃったパフォーマー以下であるってことだ
ニコニコでは数字が全てであるのは間違いないから負けているということを認識しなきゃいけない

「女の子」配信へ誤って進んでしまうような子の勘違いの1つがココである
「女の子」配信の場合は「面白いのは視聴者」だったりするんだよ
視聴者を楽しませるため「生主が面白いことを言う」のではないわけだ

だから人気生主は数字が伸びなかった時「今日の配信はつまらなかった」とは絶対に考えない
人気生主は数字が伸びなかった時「今日の配信は失敗だった」と考える
何故なら数字が伸びなかったということは「視聴者に楽しいと感じてもらえなかった」からだ
決してそこは「自分自身が楽しくなかった」ではないんだよ

そうでない生主は芸人や論客並みに喋りが達者ななだけだ
むしろ彼らにとっては喋り自体が作品だからこそ人気を得られる

多くの人気生主がニコ生配信だけで人気になっているなんて思ってはいけない
「ただ可愛いだけ」「ただゲームプレイが上手いだけ」で人気にはなっていない

例えばVIPでもニコニコと同じ現象が過去に起きたことがある
それが「ねとらじ」ブームだ

もしかしたら最近の子は知らないかも知れないけれど過去のVIPでは人気のあるコテハンがインターネットラジオ配信をして盛り上がっていた
視聴者数も1000とか2000とか今のニコ生でめちゃくちゃ伸びたっていう配信と同等クラスの数字を過去は獲得してたんだよ

そんな伝統ある定石が既に存在しているのに無視して一足飛びで人気になろうとするなんて愚かな行為でしかない

人気者になりたいのなら「面白さ」というのを何処までも貪欲に考察しなければならない
自分が楽しくなくても視聴者を馬鹿笑いさせる手法を研究しなくてはならないんだ

視聴者が笑ってくれて人気が出てくると自分も楽しくなってくるんだよ

自分が当初考えていたジャンルとは方向性が違う「女の子」とか「炎上」みたいな方向になってる人もそういう配信は辞めよう、最悪の結果を生む

ニコニコは笑いと楽しさが確かな数字につながるということを認識して面白おかしくやってみよう